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【完全版】外国人相手に、最短で英語がペラペラ話せるようになる4ステップ

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お金って、持ってても、そのお金が使えないものだったら意味がないですよね。

 

それと同じで、英語も、せっかく勉強しても使えなかったら意味がないですよね。どんなに必死で勉強してTOEIC990点(満点)とっても、実のあるコミュニケーションがとれない、楽しい思いができない、もしそうだとしたら悲しいと思いませんか?

 

こんにちは!!

 

今回は、外国人を相手に、最短で英語がペラペラになる方法を紹介します。

 

正しい勉強方法を知っておけば、間違った方向に進んでしまった時に軌道修正できるので、覚えておきましょう。

 

今の、あなたの勉強方法では、たとえTOEIC990点(満点)を取っても

『同じアジア人としか英会話ができるようにならない』です。

 

海外生活をしている日本人は、日本語で生活しています。それくらい外国人との英会話は日本人にとって難しいのです。なにも、そんな日本人が悪いわけではなくて、原因は、日本には英会話を教えることのできる優秀な指導者がほとんどいないことです。

 

Education is our passport to the future, for tomorrow belongs to the people who prepare for it today.
教育こそが未来へのパスポートだ。明日という日は、今日準備をする人たちのものである。

Malcom X
マルコムX
(アメリカの黒人公民権運動活動家)

正しい教育を受けなければ、英語は上達しないのです。

 

 

そこで、まず、『英語がペラペラ』とは、どういうことを指すのか、それを定義します。 

 

 

英語がペラペラとは

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ペラペラとは

外国語をよどみなく自由に話すさま。

(引用:ぺらぺらの意味 - goo国語辞書より)

『話す』ので、つまり相手がいます。英会話です。

 

よどみなく?

あまり聞きなれない言葉ですよね。

 

「よどみなく(淀みなく)」とは

流れが支えたり停滞したりせずに、よく流れていくさま。特に、弁舌がつっかえることなくすらすらと話す様子。

(引用:淀みなくとは - 日本語表現辞典 Weblio辞書)

 

つまり『英語がペラペラ』というのは人(国籍問わず)に対して、『英語を流れるように話せること』で定義します。

でも、この『流れ』というのが、けっこう難しいんです。文化や習慣の違う相手に対して『弁舌がつっかえることなくすらすらと話す』は、ぼくの経験上、かなり難しいです。

 

ぼくは人に英語がペラペラなのかと聞かれたら、「はい」と答えています。

 

TOEICは、受験英語です。実際に使える英語とは少し違います。

努力する方向性を間違えないでくださいね。

 

 

まず登る山を決めろ。

孫正義(ソフトバンク社長)
(参照:孫正義「まず登る山を決めろ」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online)

どの山を登ったらいいのか、わからなければ、遭難してしまいます。勉強でも、それは同じです。

 

それでは、ここから、『最短』『英語がペラペラ』になるための具体的な勉強方法を紹介していきます。

 

ステップ1 いろんな人間と付き合う

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(出典:5号:「国際語」へと変貌する英語)

英語を話す人は、母国語じゃない人の方が圧倒的に多いのです。国が違えば、文化、歴史、習慣が違うのはあたりまえ。相手の国に対して文化や歴史や習慣の違い(国際教養)をよく理解することで 、より多くの人を理解できるようになり 、英会話スキルは上達していきます。

 

英会話をする相手は多国籍

ぼくが実際に経験したケースを紹介します。

 

アパレル店員として働いていたぼくのお店に、アフリカ系(黒人さん)のお客さんが来ました。そのお客さんはズボンを買って、その、すそ上げをお願いされました。すそ上げに30分、時間がかかることを説明すると、その人は苛立った様子で、こう言いました。

「10分でやってくれよ!」

 

ぼくたちの文化から見た場合

ヤバい!お客さん怒ってる!クレームになるかも!

って思いませんか?

 

結論から言うと、これは、文化の違いです。べつに、その黒人さんは本気で怒っていたわけでなく、自分の要望をズバズバ言っただけなんです。こういった人はアフリカ系に多いです。

 

ちなみに、ぼくは

Heyyyy....Don't say that.No matter how hard we try,it takes 30 min.

(ねー。そんな事、言わないでよ。どんなに急いでも30分かかっちゃんだよ。)

と、ゆるい感じで答えました。 

 

不特定多数の人と会話をする

ぼくたち日本人はついつい似た者同士でグループを作って、『特定の人達としか会話をしていない』っていう環境で暮らしています。

特定の人達としか、付き合いがなければ、急に、違ったタイプの人と会話になったら、ペラペラ話すことは難しいです。

 

波長が合わずにギクシャクした会話になってしまったことってありませんか?それは英会話でも同じなんです。いろんなタイプの人間と会話をすることで英語もペラペラになっていくのです。なるべく多くの人と、普段から会話をして、誰とでも話せる習慣を身につけていきましょう。

 

ステップ2 コミュニケーションの練習をする

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英会話とは何かを考えましょう。

英会話とは

英語による会話。
英語学習におけるカテゴリのひとつ。二人以上のグループで、共通の話題について話をする。
聞いたことに対して、柔軟かつ迅速かつ適切に反応しないと、会話にならないあたりが難しい。

(出典:英会話とは - はてなキーワードより一部抜粋)

つまり、英会話とは『コミュニケーション』です。

 

次に、コミュニケーションとは何かを考えてみましょう。

 

コミュニケーションとは

社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。

(引用:コミュニケーション(コミュニケーション)とは - コトバンク)

 

自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを把握する手段で、言葉として会話するだけでなく、文字や身振りなどで表したりする、ということです。

 

つまり、こういうことです。

○ コミュニケーションがとれる人=英会話ができる人(英語がペラペラな人)

 

会話が成立する条件は相互理解

会話(コミュニケーション)って、『楽しい会話』じゃないと成立しないんです。途中で会話が終了してしまうのも、ケンカになってしまうのも楽しくないからですよね。そのへん人間って、すごく正直な生き物だと思うんです。楽しくないから『終了』しちゃうんです。『自分の意見を相手が理解して、相手の意見を自分も理解する』という『相互理解』の上で会話って成立するものです。たとえば一方的にこちらの話ばかりして、相手を納得させるのって、こっちは気持ちいいかもしれないけど、相手にとってはストレスなんです。

 

ペラペラ自分のことばかり話す人って、相手からすればどうでもいいことなんです。重要なのは相手にとって

「わたしの話に興味あるのかな?」

ってことなんです。人間は自分の話を聞いてほしい生き物。居心地のよい場所を、みんな求めているのです。気持ちの面で「聞く耳」を持たない状態に陥ったら要注意です。『聞く耳を持つ』とは『相手を尊重し、こころを開くこと』です。

 

会話はキャッチボール

こっちからもボールを投げなくては会話は成立しません。

 

会話には必ず話し手と聞き手がいます。どちらも話し手だなんて絶対にありえません。

Hey,hide.Look at that!

(ねぇ、ヒデ。ちょっとあそこ見て!)

Heeeeyyy,I went to hospital yesterday.

(ねーってば、昨日、おれ、病院に行ったんだよねー)

 

どちらも聞き手も絶対にありえません。

And then?

(それで?)

Really?

(ホントに?)

これでは会話は成立しません。なにかのギャグのようですね(笑)

 

相手が話し手のときは、自分も話し手になろうとしてはいけません。相手が聞き手のときも、自分は聞き手になろうとしてはいけません。

 

つまり人のためにしゃべるということがコミュニケーションの基本なんです。大切なのは、『相手に気持ち良くしゃべってもらうためには、どうしたらいいか』なのです。

聞き上手な相手にはついつい、いろいろ話してしまうように自分の話を楽しそうに聞いてくれる人には信頼感を抱き、心理的な距離が縮まります。日本語でも英語でも、コミュニケーションの基本は『相手のため』です。そこは絶対に変わりません。普段から会話をする時は、毎回この『コミュニケーションとは何か』を意識して会話して、コミュニケーションの練習をしていきましょう。少しずつコミュニケーション能力が鍛えられていくはずです。

 

ぼくが読んだ本で勉強になったのがコチラ。 

 

英会話が上手い人、苦手な人の特徴も紹介しておきます。

英会話が上手い人

話題のネタが多い

話をきちんと聞いてくれる

感情表現力が高い

できるだけ話の流れにそって話す

相手のことを尊重している

上下関係にとらわれない

自然な笑顔が出せる

感謝、尊重、褒め言葉が多い

自分をオープンにさらけ出せる

英会話が苦手な人

話題のネタが少ない

国際教養がないから話についていけない

語彙力(単語・熟語)が不足している

ユーモアセンスが低い

一方的に話す

リアクションが薄い

無表情、棒読みで何を考えているかわからない

愚痴、悪口、不平不満が多い

否定が多い

人見知りする

相手と目を合わせて話せない

自分の意見がない

勝敗や優劣への意識が強い 

 

ステップ3 英語を覚える 

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ここで、やっと初めて『英語を勉強する』というステップになります。このステップ3だけが座学で、家で机に向かって辛抱強く勉強しなくてはいけないので、まったく楽しくありません!笑

このステップでは、モチベーションを保つことが、とにかく大切です。

 

英文法の5文型を覚える

英文法の型は5つしかありません。覚えましょう。

第1文型

SV

第2文型

SVC

第3文型

SVO

第4文型

SVOO

第5文型

SVOC

 

文型を分類するために以下の記号が用いられるので覚えておきましょう。

S:Subject(主語)

V:Verb(動詞)

O:Object(目的語)

C:Complement(補語)

 

英単語・熟語をひたすら覚える

文法の型に単語や熟語を当てはめれば、文章は完成します。どれだけ多くの単語・熟語を知っているかが鍵を握ります。とにかく、たくさんの単語・熟語を覚えましょう。

 

完璧を目指さない

このステップでのポイントは、『なんとなく』ざっくり覚えることです。

うーん。だいたい、こんな感じでいいのかな?

I am a boy.を

A boy I am.

と言っても英語は伝わります。日本語でもそうですよね?

「ぼくは元気です。」を「元気です。ぼくは。」と言っても伝わりますよね?

 

ぼくがオススメしたいのはコレ!Toeic用の本だけど、わかりやすいから、ぼくも持ってます。

 

ステップ4 一人で海外に行って、しばらく帰ってこない

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難易度としてはこれが一番難しいです。恥ずかしい気持ちを振り払って、度胸が試されるけど、でも、できます。

 

ステップ3まで、やってきたあなたなら、スピーキング、ライティング、リーディングはある程度できるはずです。ただ、そのスピーキングの発音が相手に伝わるか、わからないです。ましてリスニングなんて、まだ勉強していないから、できないはずです。そう、英会話なんて、今のその段階ではできないのです。

 

それでも、海外へ行かなくてはいけません。ひとりで。しかも、日本語が使えない環境にです。英語は実際の英会話の中で覚えていく方が、確実に早いです。ステップ3までは、このステップ4のための準備期間です。

 

英語ではないけど、ぼくはスペイン語を勉強するためにスペイン語圏のメキシコに3ヵ月行きました。きっと、あなたの英語以上に、ぼくのスペイン語は惨めでした。なぜなら、ぼくの知っていた単語は2つだけ。「Hola(こんにちは)」と「Gracias(ありがとう)」の2つだけです。それでも、ぼくはスペイン語の環境に飛び込みました。

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これはホームパーティをやった時の写真です。スペイン語を話すアルゼンチン人とメキシコ人がほとんどです。パーティは、いろんなタイプの人と話す機会があるので、語学が上達しやすいです。日本語が使えない環境だと必死に語学を覚えます。こういう時の人間の底力はすさまじいです。

 

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左から、メキシコ人のエリックと、ぼく、ベネズエラ人のカルロス。海辺でシュノーケリングをして、帰ってきたときに撮った写真です。誘われたら、断らない。何が起こるか分からないけど、とりあえず行ってみる。

 

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この写真は、ビーチパーティの時に撮った写真です。言葉があまり通じなくても音楽があれば、一緒に踊ることくらいはできます。音楽が好きなら最低限、自分一人だけでも楽しめるのがクラブイベントで、こういった場面で話題なるのは、だいたい『お酒』『音楽』『女』とかです。相手が何を話してるのか、予測しやすいです。そうやって、相手のセリフを理解して、覚えていくのです。

 

There is no education like adversity.
逆境に勝る教育はない。

Benjamin Disraeli
ベンジャミン・ディズレーリ
(イギリスの政治家)

 

以上が、最短で英語がペラペラになる勉強法です。

 

 

 

最後に英会話において、一番重要なことを紹介します。

 

自信を持って話す

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英会話においての最大の敵は自分自身です。

 

自分に自信を持つ

自分に自信がないと、相手の顔色をうかがってばかりで会話がギクシャクしたものになってしまいます。それじゃ、どんなに必死で勉強してTOEICで990点(満点)を持っていても、英語はペラペラ話せません。自分に自信を持たなくてはいけないのです。どうしたら自分に自信が持てるのかと言えば、自分の人生に自信を持つことだと思います。

 

自分の人生に自信を持つ

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もし人生の目標や夢がないなら、持ちましょう。英語がペラペラになるには、ぼくは、これが一番重要だと思う。

その次に、その夢を叶えるためには、どんな人間にならなくてはいけないのか考えましょう。

 

ぼくには『国籍、人種、性別、職業など関係なく、みんなが笑って楽しく過ごせる世界を作りたい』という夢があります。

そのためには、どんな人間にならなきゃいけないのか、ぼくは、いつも考えながら生きています。

 

『英語ができない』コンプレックスがあると、自信のない英会話になってしまいます。英語は、ぼくたちにとって第二言語です。最初からできる人はいません。コンプレックスに感じる必要はないんです。

 

人生に、目標や夢がないと、いつも他人の生き方や意見に左右されてしまいがちで誰かが「あの人の発音って下手だよねー」なんて言ってるのを聞いたら、なぜか自分も『発音がうまくない人はダサい』とか考えてしまいます。ぜんぜんダサくないのに。

 

人生の目標や夢がブレてくると、自分が目指したい人間像もブレてきやすいです。

「大丈夫!やればできる!」と他人を応援していた自分が、いつの間にか、「そんな英語じゃダメだね!」なんて批判するようになります。

 

素晴らしい目標や夢を持っている人は、人間性も素晴らしいはずです。「まわりの目」なんて気にしてはいけないと思います。

 

そんな人間力こそ、英会話では問われます。

 

   

まとめ

 

 

いかがでしたか?これが最短で英語がペラペラになる勉強方法です。現実的には、日々の生活に追われて、英語を勉強する時間や、それを実践する時間を確保するのが難しい人もいると思います。それでもいいんです。なるべく、この勉強方法に近いやり方をしていきましょう。正しい勉強方法を知っているか、知っていないかの違いは、かなり大きいです。なにか質問があれば、コメント欄に書いてください。

 

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