出会って5秒で心の距離をグッと近づけるテクニック(練習問題つき)
こんにちは。
人から好かれるためには、まず自分がその人の事を好きにならなくてはいけません。ぼくは常に相手の良いところを探すように努めています。そうじゃないと、その人のこと心から好きになれないですよね。みなさんは、人間のどんなところを好きになりますか?
人と仲良くなるには、まず
相手に興味を持つ!
そこがスタートだと思います。
5秒テクニック
人間が一番興味のある事って何だと思いますか?
映画、音楽、英会話、恋愛・・・そういう答えじゃないんですよね。一番興味があるのって
自分の事なんです!
自分に興味を持ってくれる人には親近感がわくんです。だから心の距離をグッと近づけるためには興味があることを示しましょう。
でも
なんて急に言われたら驚かれます(笑)
誰しも自分に興味を持ってほしいくせに、いきなりそんな事言われるのって困るんですよね。人間ってそういう変わった生き物なんです。
褒める!
なんでもいいんです。まず相手の良いところを探しましょう。ぼくは出会ってから最初の5秒間に相手のファッションとか持ち物に一通り目を通します。イイな、と思ったことはその場で伝えちゃいます。言われた相手は、当然、嬉しいですよね。
これは〇〇で買った△△で、オレのお気に入りなんだ
なんていう会話がすぐ始まります。そう。褒めるというのは会話のキッカケにもなるんです。一石二鳥なんです。
イメージとしては、↓こんなノリです。
ただ褒めれば良いってことじゃない!
え?(・・・。ん?褒めてくれてるのかな?)あ、ありがとう。
褒めたのにダメだったって時あります。考えられる原因は3つです。
無表情&棒読み
感情表現豊かに言わないと伝わらないのが英会話です。あと日本人の英会話は腹から声を出していないので声が小さいです。自分の感性、感情に自信を持ちましょう。自信を持てば声も自然と大きくなります。
そもそも興味がない
気に入られたいから、とりあえず褒めとくか、なんて思っていませんか?ホントに褒めるってのはホントに相手に興味がないとできません。小手先だけのテクニックで英会話はできません。
相手が話を聞いてない
あんまりないけですけどね。でも、たまにあります。話してる途中になにか邪魔が入ったとか。こっちが悪いワケじゃないし、相手も悪気があってやったことじゃないので、気にしない。気にしない。
練習問題
はい。じゃ、褒める練習するよー。
コラッ!!今まで英語で何を勉強してきたの?
リスニング?はい。
リーディング?はい。
スピーキング?はい。
ライティング?はい。
で、トーキングは?
トーキングは!?
英会話はトーキングです!
トーキング習った人っていますか?スピーキングとトーキングって全然違いますからね?
ぼくは独学でトーキング勉強してきたので苦労しましたよ。誰も教えてくれる人がいなかったので…。
はい!じゃ、トーキングの練習します!
正解はコレ!ってのはないです。心から思った事、その個性こそが正解なんです。
出会って5秒の状況です。目の前にいる人に向かって褒めてください。
練習問題1
褒めてください。
(By Daniele Zedda)
▼解答例
「そのTシャツ、カッコいいね。実はおれ、カリブ海の音楽のソカってのが好きなんだけどさ、カリブ海の人ってアフリカからの移民が多いじゃん?そうそう。それで今ちょっと、そのTシャツ見て思い出しちゃったんだよね。あ、おれ、名前、ひろね。よろしく。どこから来たの?もしかしてカリブ海?」
▼解説
自分がカリブ海の音楽が好きっていう事も会話に織り交ぜてます。明るい感じで言えば、最後の「もしかしてカリブ海?」で笑いがとれますよ。
練習問題2
褒めてください 。
▼解答例
「そのTシャツ・・・白と黒のバランスがいいね。カラーコーディネーターの勉強してた時に先生が言ってたんだ。白と黒は一番相性がいいってね。」
▼解説
疑問文じゃなくて肯定文のパターンです。女性を褒める場合、顔と体は褒めないでください。よっぽどトーキングに自信があるなら「君かわいいね」でもいいけど、出会って5秒ですよ?警戒されます。この後、ファッションの話題につなげていきやすいです。
練習問題3
褒めてください 。
▼解答例
「ひとつ推理していい?ネコ好きでしょ?だって、そのバッグ、ネコだらけじゃん(笑)日本には有名なネコのキャラクターがいるんだよ。ハローキティって言うんだけど、知ってる?」
▼解説
日本人の英会話ってよく「で、何が言いたいの?」ってなるんです。要点がわからず、ただ自分の主張をしただけっていう・・・。トーキングとは会話のキャッチボールです。疑問文を駆使しましょう。
練習問題4
褒めてください。
▼解答例
「その帽子カッコいいですね。おれ、頭大きんで、なかなか見つからないんですよ。気に入ったのがあっても「これも合わない」「あ、これも合わない」「あれ、これも合わねーし!」ってなって結局いつもギブアップ。それに、そういう帽子を被るには、おれアジア人だし、ヒゲあんま生えてこないし、見た目的に微妙かなって。」
▼解説
これくらい長い文章を言えば、肯定文でも相手は答えやすいんです。外国人だって、みんながみんな、オープンな性格ではないです。中には「ふーん」で終わる人だっています。日本人って相手の顔色を気にし過ぎてるんでそういう時、気にしないでください。言いたいから言ったんです。
あとがき
いかがでしたか?相手への好意を持つことが一番大切です。っていうのは、、たまに相手が意味をはき違えて、ネガティブな発言として受け取ってしまう場合もあるんです。その時に、好意から発した言葉だったら、いくらでも弁解できますよね?
そんなつもりじゃないよー
とか、ね。
相手の良いところを発見するのに必要なものって感性だと思います。感じるから、気づく。気づくから口にする。そういう流れがあるんです。みんな、それぞれ違った感性を持ってるはずです。その感性はその人しか持っていないオリジナルの感性なので、大切にしてほしいと思います。
おしまい。