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なんで日本人は英会話ができないの?世界37ヵ国で勉強してきてわかった、いろいろな事。

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突然ですが質問です。

 

『英会話』を英語で言うと何でしょうか?

 

 

Englishですよね?

 

 

あなたの答えは何ですか?

 

 

『English』と答えてしまったあなた。

 



不正解!!

 

 

 

正解はEnglish Conversationです。またはEnglish TalkEnglish Communicationでもよいです。

英会話(English Conversation)って

英語による会話。
英語学習におけるカテゴリのひとつ。二人以上のグループで、共通の話題について話をする。
聞いたことに対して、柔軟かつ迅速かつ適切に反応しないと、会話にならないあたりが難しい。

(出典:英会話とは - はてなキーワードより一部抜粋)

英会話は『コミュニケーション』なんです。『English』(英語)ばかり勉強しても英会話は上手くなりません。ぼくは世界37ヵ国で英会話を勉強してきて、そのことを「これでもかッ!!」ってくらい本当に痛く感じています。

英語を知ってる人は、ぶっちゃけ、そんなにスゴクない

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ぼくはTOEIC500点しか持っていないから、こんなこと言うと、TOEIC990点ホルダーの人から反感くらいそうだけど、なぜか日本では英語を知ってる人がチヤホヤされています。

 

でも、ちょっと待ってくだい!

 

あなたが思ってるほど、英語を知ってる人はすごくないです。

 

「知ってる」と「できる」は違うんです。

TOEIC990点の人でも英会話ができない人が多いのって、そういう事なんです。

 

たとえば、野球の本をたくさん読む人がいるとします。内角高めにきた球をどう打つか、送りバントを成功させるにはバットのどこの部分に当てたらいいのか、守備をやる時は、球の追いかけ方だったり、ポジショニングをどうするか、その人は、ありとあらゆる野球の知識を持っているとします。専門用語だってバッチリ。

 

でも、その人がプロ野球選手になれるかと言えば、なれませんよね。

 

大切なのは『知っているようになる』のではなく、『できるようになる』なんです。

 

日本人の英会話力

海外経験のある日本人の友達がいたら、一回、写真を全部見せてもらうか、フェイスブックのページで、こっそり写真を見てみましょう。

いつも日本人と一緒にいるか、同じアジア人の中国人や韓国人と一緒にいるはずです。英会話ができるなら国籍関係なく、いろんな国の人と仲良くできるはずです。

 

そんな、ぼくも英語は知ってるけど、英会話のできない日本人のひとりでした。

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最初は、ぼくもこうやって意思疎通のしやすいアジア人といつも一緒にいました。

 

でも、何かが違うなって感じていました。英語を勉強してきたのは、英会話ができるようになるため。でも、アジア人としか英会話ができないんじゃ、英会話ができるとは言えないんじゃないかって。

 

そして、『英会話はコミュニケーション』なんだってことに気づいて、世界一周してきました。『コミュニケーションスキル、国際教養、人間力、』を高める勉強を世界36ヵ国でやってきた結果、国際教養が身につき、英会話もできるようになりました。

 

 

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国際教養があれば、好き嫌いの激しい外国人も、こうやって仲間として認めてくれるんです。

 

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英会話ができれば、こうやって旅行に行けるくらいの人間関係を築けるんです。

 

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パーティにたった1人のアジア人です。(右の方にいるキャップを被ってるやつです。)

 

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これはスーパーバイザー(管理職)をやってた時の写真です。英会話ができれば日本人でも管理職として働けます。(ちょっとふざけてるけど 笑)

 

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英会話ができれば、こうやって金髪美女に囲まれて毎日楽しく過ごせるんです。

 

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もちろん、アジア人とも一緒に過ごします。

 

英会話ができる!とはこういう事を言うんです。

 

なにも、ぼくは自慢話がしたいわけじゃないです。
TOEIC990点ホルダーの人をリスペクトしていないわけでもありません。
『努力の方向性を間違えないで!』ってことを、理解してほしいんです。

 

努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ。
正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない。

林修(予備校講師)

 

英会話ができる人と、できない人の特徴

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ぼくが世界36か国で英会話を勉強した結果わかった、英会話のできる人、できない人の特徴を教えます。

英会話が上手い人

話題のネタが多い

話をきちんと聞いてくれる

感情表現力が高い

できるだけ話の流れにそって話す

相手のことを尊重している

上下関係にとらわれない

自然な笑顔が出せる

感謝、尊重、褒め言葉が多い

自分をオープンにさらけ出せる

 

英会話が苦手な人

話題のネタが少ない

国際教養がないから話についていけない

語彙力(単語・熟語)が不足している

ユーモアセンスが低い

一方的に話す

リアクションが薄い

無表情、棒読みで何を考えているかわからない

愚痴、悪口、不平不満が多い

否定が多い

人見知りする

相手と目を合わせて話せない

自分の意見がない

勝敗や優劣への意識が強い 

英会話は語彙力勝負

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もちろん英語の勉強も大切ですよ。でも、英会話ができるようになりたいなら、勉強する方向性を変えてほしいんです。

 

「待ちきれないよ~」

I can’’t wait !

が正しい文法だけど、ぼくは「I」を省略してよく、こう言います。

 

Can’t wait !

 

英会話はこれで伝わるんです。日本語だって、正確な言葉づかいで話す場面ってほとんどないですよ。大切な取引相手と話すときも、けっこうくだけた日本語で話しますよね。むしろ、正しい言葉づかいのできる日本人の方が少ないのではないでしょうか。少なくとも、ぼくにはできないです。「伝わるのです」「伝わるんです」と言ってる時点でできていないですよね(笑)

 

英会話でも同じです。正しい言葉づかいなんて、どうでもいいんです。相手の気分を害することなく伝えたい事が伝わるかが重要なんです。

 

文法よりも、語彙力(単語、熟語)が重要なんです。単語と熟語は知らなければ、伝えられないし、相手の話も理解できないですからね。

   

まとめ

結局のところ、英会話をしてて、素晴な時間を作り出せる人って、人間的な魅力を持っている人だったりする。だから『国際教養』を身につけて、人間力を高めていかないと英会話がうまくできるようにはならないと思いますよ!!

 

 

そうそう。こういうことなんです。 

 

 

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では、また!