ユーモアセンスで外国人とのコミュニケーションはうまくいく!
ぼくが、海外生活を始めたばかりの頃、大いに悩んだのがユーモアセンスの違いでした。
友達のクリスはこんな事を言っていました。
Japanese people is always serious.They can't understand joking.
(日本人はいつも真面目でジョークを理解できないんだ。)
ぼくたち日本人には、ぼくたちなりのユーモアセンスがあるんだけど
おもしろい事、言っても、日本人は笑ってくれない!
そう思っている外国人は多いです。
ちょっと、考えてみてください。
あなたは、相手を笑わせようと、おもしろい事をしたのに、その人が愛想笑いや無反応だった時、どんな気持ちになりますか?
残念な気持ちになったり、イラッとしたり、しませんか?
日本人が外国人とのコミュニケーションがうまくできない理由のひとつに『ユーモアセンスの違い』があります。
ユーモアとは
人間の行動その他の現実の事象に対してそれをおかしみの面からとらえ、表現しようとする精神態度、ないしはそこに表現された滑稽(こっけい)さそのものをさす。
(引用:ユーモア(ユーモア)とは - コトバンク)
ものごとには、いろんな捉え方があります。真面目に捉えたり、悲観的に捉えたり、なるべく多くの角度から、ものごとを捉えられるようになれば・・・つまり、『視野の広さ』があればコミュニケーション能力も高くなります。
その中でも、おかしみの面から捉える『ユーモア』というものが英会話ではすごく大切です。
国籍を問わず外国人と話していると、ユーモアが会話の中に入ってくる割合が、日本人との会話よりも、かなり多いです。
ユーモアセンスは文化によって差があります。ユーモアセンスを欧米人風にチューニングすると、会話が弾みます。
やってはいけないユーモア
日本では、『デブ』という言葉があります。
バラエティ番組では、デブということで、笑いが発生する時、けっこうありますよね。ぼくは、この手のユーモアはあんまり好きじゃないです。
今この瞬間、となりに外国人がいたら絶対に笑えないよな・・・。
ってよく考えてしまいます。
笑い方にもいろいろあるけど、ぼくたちが『デブ』をネタに笑う時って、優越感に浸っているというか、『ちょっと相手をバカにしてる笑い』じゃないですか?
相手をバカにして笑うことは人間としての尊厳を傷つけます
絶対ダメです!嫌われちゃいます。
英会話で求められるユーモアセンス
見た目をネタに笑う時は、ほんとに注意しないといけません。
笑ってはいけないってことはないけど、人種差別という悲しい歴史があるので欧米人は、そのへんのジャッジがすごく厳しいです!
たとえば、オーストラリアではレジメ(履歴書)に写真は添付しません。なぜなら『人を見た目で判断しない』という考え方だからです。それくらいシビアなので、見た目のネタには笑わない方が無難だと思います。
英会話では『ちょっと相手をバカにしてる笑い』ではなくて、基本的には『心がほっこりする笑い』が求められます。
ユーモアはセンス!
ユーモアってセンスなんですよね。英語で「Sense」
「Sense」の意味は『感覚』です。生まれながらに持った特殊能力じゃなくて、日常の生活で磨いていけるものです。
センスは、文章だけだと説明しきれないので英語圏のおもしろ動画を2つ紹介します。
今回、紹介するのは
もしかしたら真面目な人は笑わないんじゃないかな・・・
っていうレベルのものです。
日本人感覚で見ちゃうとビックリすると思います。
おかしみの面から捉えてくれたら、きっと笑えるはずです!笑
ウケるー!
こんな感じで笑ってくれたら、ぼくは嬉しいです。
ぼくも、ちょっとテンションを変えて、解説していきますね!
いえーい!
歯科衛生の街頭インタビュー
ちょっと英語が出てくるから、苦手な人のために、先に説明しときます!
Do you brush your teeth twice every day?
あなたは1日2回ハミガキしますか?
Do you brush your tongue ever?
舌もちゃんとクリーニングするの?
Can you just demonstrate like how you do that?
どんな感じでやってるのか、ちょっとやって見せてくれる?
おおおおー!
うひゃー!
どひぇー!
じゃ、さっそく、どうぞ。
4月20日プランク
みなさんは4月20日が何の日か知ってますか?
カナダ、アメリカ、ドイツ、オランダ、イタリアなど多くの先進国ではマリファナが合法化(または非犯罪化)されています。このへんも、また日本と海外の文化の違いなんだけど、この動画は、おそらく世界で一番有名なコメディ番組であるカナダの『Just for laughs』が4月20日を祝う用に作ったドッキリ動画です。
ハンサムボーイが、ショッピングモール内で道行く人に花束を渡すんだけど、実はこの花、大麻の花なんです!笑
もらった人達はニセ警察官に職質されます!この時の反応がおもしろい!笑
場面は変わって、こちらは駐車中の人に対するドッキリ。うしろにパトカーがいるけど、タバコかな?なんか吸ってます!笑
マリファナでした!笑
そんな警察官がいたら、おもわず笑ってしまいますよね。
ついには車に乗り込んできて、吸ってます!笑
こちらです!どーぞ!笑
日本ではマリファナは禁止されてるから、やっちゃダメですよ!
ユーモアセンスは広く!
ユーモアセンスって、文化によって、ちょっと違うので、どんな出来事に対しても、おかしな面から捉える事のできる『ユーモアセンスの広さ』があれば、国籍問わずいろんな人と、うまいコミュニケーションがとれます。
なるべく多くの時間を外国人と過ごすことによって、その人たちの持ってるユーモアセンスを吸収していけば、磨かれていくと思います!
日本でも、シェアハウスと呼ばれるところで外国人と共同生活ができます。本気で、英会話の上達を目指すなら、シェアハウスで生活することを、ぼくはオススメします。
まとめ
ユーモアセンスのある人は、人から好かれやすいです。一緒にいて楽しいですからね。一緒にいて楽しい人と話したいって思うのは世界共通だと思います。なによりも、ユーモアセンスがあれば、いつでも、どこでも楽しく過ごせるので、もっと幸せな人生が送れるはずです!たくさん笑って、ハッピーになりましょう。
ほっこりする笑いだったら、この映画がすごく良いと思います。
では、また!エンジョイント!笑