「死にたい人はいない」と語ったスティーブ・ジョブスから考える世界平和
自分の死について考えてみたことって、ある?
いつ死ぬかわからないけど、確実に人生には死が待っているわけじゃん。
50年後かもしれないし、それは明日かも知れない。ものすごく怖くない?
明日死ぬかもしれないって、
嫌でしょ!?
100%の確率で、おれたち人間って死ぬんだよね。
明日死ぬって、そんなの嫌だよね。誰だって、どう考えたって。
生存本能
全ての動物には生存本能が備わっているから、人間は生き延びようと必死になるでしょ?
お金を稼ぐのも、生き延びていくため。
実際問題、認めたくないだろうけど、友人関係だって、「生き延びていくため」という前提があってこその友人関係なんだよね。
おもしろくて、いつも楽しい気分にさせてくれる人
社会的地位が高くて、困ったときに、もしかしたら助けてくれそうな人
お金持ちで、ごはんをご馳走してくれる人
英会話を教えてくれる友達
そういった自分にメリットのある人と、人間は交流を持ちたがるでしょ。すべての動物は、「生存できる確率を増やす」、「死のリスクを減らす」行動をとるんだよね。
人類が共有できる価値観
殺されそうになれば、どんな動物も必死に抵抗するでしょ?
指をくわえてじっとしている動物なんて、いないもん。叫んで助けを求めたり、暴れたりして、なんとか生きようと必死に抵抗するもんね。
生き延びるためのお金がなければ、窃盗・強盗だってする。人間は生きていくために何だってする。そう、おれたちって、『死』が怖いんだよね。
「死の恐怖」は、人類が共有している価値観なんだと思うよ。
法人も必死に抵抗する
多くの日本人は社会集団である法人(企業)に属しているでしょ。その、法人も、倒産しないように、生き延びていくため、毎日営業活動をしてるじゃん?経営が悪化すれば、打開しようと試行錯誤を繰り返すでしょ。倒産へ向かっていく状況を指をくわえて、ただ待っているだけの法人なんていないもん。誰だって「倒産(死)」は嫌なんだ。
国家も必死に抵抗する
日本は第二次世界大戦(太平洋戦争)で敗北したけど、それだって、経済制裁を受けて、自分たちが生き延びるための戦いだったわけ。だから、国だって必死に抵抗するんだよね。
この記事でも、ちょろっと書いたけど。
イラク、シリアで活動を続けている過激派テロ組織、イスラム国だって、人間の集まった集団である以上、ただ座して滅亡を待つわけもなく、生き延びるために、必死に抵抗してるでしょ。
モスル 最大10万人の市民が“人間の盾”|日テレNEWS24
誰だって死が怖いから、「死の恐怖を感じたら、人間は、なんだってやる」ってこと。「自分が生き残るためには、どんな犯罪でもやってしまう」ってこと。
『死のリスク』が平和を乱す
死のリスクがあるから、個人も、法人も、国家も犯罪に手を染めるのんじゃない?って思うよ。食べるもの、住む場所、着るもの、医療、お金など、最低限度なければ、ルールを破ったり、他人から奪ったりするでしょ?あなただって、そういう状況になったらするでしょ?
富の再分配
地球は1つしかないもん。富や資源には限りがあるので、人類73億人、全ての人が豪華な生活を送ることは物理的に不可能だよ。
戦後、資本主義によってもたらされた競争社会では、21世紀になると、裕福になる人、貧しくなる人、格差が生まれた。この格差こそ、今の世界平和を脅かしていると思うんだ。今の資本主義は裕福になる人、貧しくなる人が均等の割合で生まれる格差ではなく、ほんの一握りの大富豪と、圧倒的大多数の貧しい人にわかれていく格差だから、「死のリスク」を抱える人が増えていきます。
だから、これからも世界平和は乱れていくと思う。早く、格差を解消しないといけないと思う。つまり、富を再分配していかないと、うちら人間が、安全、安心に暮らせる時代はこないってこと。
誰だって死にたくない
(8:41〜『死』について語る)
No one wants to die !
(死にたい人はいない)
ってそりゃ、そうだよって話だよね!笑
怖いじゃん!
(`^´*)
死にそうな経験した人って、振り返るとゾクッとしない?絶対に怖かったと思うよ。一歩間違えていたらっていう経験をした人って、けっこう多いと思う。誰だって死にたくないもんね。それは、フィリピンの路上で生活しているストリートチルドレンだって、メキシコのマフィアだって、自衛隊で海外派遣される人だって、同じ。もっと、支援した方がいいと思うんだよね。
まとめ
もし医者から「あなたは30分後に死にます」って言われたら嫌じゃない?
死んだら天国に行けると信じている人ですら、わざわざそのために死のうとする人はいないでしょ。誰だって死にたくない、みんな生きたいんだよ。そんなあたりまえの考え方こそ世界平和には大切なのかなって思った。
おしまい。